HP-BASIC入門
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HP4062UX:言語リファレンスF③


ここでは測定用のF③について解説します。F~は測定系の命令を 多く含むため、3項に分けてリファレンスとしています。
Force_vやForce_i等は非常に汎用性が高く、頻繁に用いられます。
HP4062UXでの測定リファレンスを示します。



HP4062UX:F③




FNWreturn_number


この関数はチップのX座標、Y座標を与えたときのチップ番号を戻します。

FNWreturn_number (X座標, Y座標)

Number=FNWreturn_number(1,2)

FNWtotal_chip


この関数はPPGで登録したチップ数/ウェーハを戻します。 PPGで作成されたプロービングパターンデータから登録されている チップの総数を戻します。

Number=FNWtotal_chip

Force_i


このサブプログラムはポートの出力電流を設定します。

Force_i (ポートアドレス/ピン番号,出力電流,レンジ,コンプライアンス,直接出力)

Force_meas


このサブプログラムは任意のSMUおよびVSの直流電圧または電流の出力と 任意のSMuおよびVMに加える直流電圧、またはSMUに流れる直流電流を測定し その値を戻します。

Force_meas (出力ポート/ピン番号,測定ポート/ピン番号,出力モード,出力値(,オプション))
オプション: 測定値、出力レンジ、測定レンジ(コンプライアンス、待ち時間)

Force_v(直流測定用)


このサブプログラムはSMUおよびVSの直流出力電圧を設定します。

Force_v (SMUポート/ピン番号,出力電圧(,出力レンジ(,コンプライアンス(,直接出力))))

Force_v(容量測定用)


このサブプログラムはCMUのCMH、CMLの間の直流バイアス電圧を設定します。

Force_v (CMUポート/ピン番号,出力電圧(,出力レンジ(,コンプライアンス(,直接出力))))

Force_v84


このサブプログラムはCMU84の内蔵直流バイアス源のバイアス電圧を設定します。 このパラメータでDCバイアス電圧を設定します。

Force_v84 (DCバイアス電圧)

Frequency84


このサブプログラムはCMU84の測定周波数を設定します。

Frequency84 (周波数)

例:Frequency84(1000)