プログラム構造と流れ
プログラムの構造と流れは線型なので最初から
順を追っていけばどのような処理がなされている
か理解することができます。
流れは線型ですが、その中で選択分岐・無選択分岐があります。
選択分岐は次の項で説明します。
無選択分岐はシーケンス実行の方向の変更になりますが、
この無条件分岐を行うキーワードは GOTO、GOSUB、CALLおよびFN
があります。
CALLおよびFNキーワードは分岐動作に加えて新しい文脈を
呼び出します。
プログラムカウンタ
プログラム・カウンタはコンピュータのシステムの一部であり、どの行を
今実行しているかを示しています。
これにより線型の流れを作り出し、プログラムフローとして実行しています。
基本的には、順次実行、選択実行、繰り返し制御を行ってプログラムエンド
まで到達します。
無条件分岐:GOTO文の使用
BASIC内では無条件分岐命令、GOTO文というものが存在しますが、
プログラマは無条件分岐のGOTO文は避ける必要があります。
その理由としては線型の流れを変える命令であるということ、分岐先には
行番号またはラベルを指定することができますが、修正を行うと
行番号が変化してしまうことから無限ループの可能性が出てきてしまうためです。
無条件分岐:GOSUB文の使用
GOSUB文はプログラムの実行をサブルーチンに移すために使用します。
GOSUB文はプログラムを構成し制御する際に有効な手段で、
GOTO文との違いとしてはサブルーチンが終了すると
プログラムの流れが自動的に適切な行に戻るという点です。
そのため、線型の流れを壊さずに関数分岐させることができます。
行ラベル
行ラベルはコンピュータが分岐目的の行を識別することが
できるようにプログラム内で使用されるものです。
プログラムの自動リナンバリングを行った際にもラベルは変わらないので、
GOTO文またはGOSUB文の中では行番号の代わりにラベルを使用するべきです。
コメント
コメントはプログラムに影響しません。
プログラムをわかりやすくすることだけを目的として記述します。
コメントの前には"!"が付きます。
プログラム行内で感嘆符の後に続くものはすべてコメントになります。