HP-BASIC入門
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プリンタ出力


HP-BASICシステムは広範囲にわたるプリンタをサポートしています。 HP-UXやSRMスプーラが制御するプリンタを含む外部プリンタとの通信に 一般的に使用される構文を説明します。 プリンタのインストールが完了したら、プリンタの動作を確認してください。

システムプリンタ




結果を出力するPRINT文は通常テキストをCRT画面に出力します。

10 PRINT "Hello,world!"


それをプリンタに転送するには PRINTER IS文を使用します。
PRINTER IS文はテキストを外部プリンタに再転送するのですが、

PRINTER IS 701 !セレクトコード7、アドレス01
PRINTER IS 23 !セレクトコード23
PRINTER IS CRT !システムプリンタをコンピュータスクリーンに戻します。


上記の701、23、CRT等の表現はデバイスセレクタと呼ばれています。

デバイスセレクタとはコンピュータに接続された特定のデバイスを 認識し、識別するための番号です。
任意のインターフェースに1つのデバイスだけしか接続できない場合は デバイスはインターフェース・セレクトコードによって一意に識別され ます。
プリンタは制御文字によって動作を制御することが通常可能です。 その制御文字は通常、エスケープ・シーケンスとして命令を与えます。 たとえば、

プリンタのベルを鳴らす
バックスペースする
水平タブ

などプリンタに制御を行わせるための動作を記述できるわけです。